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転校ドタバタ日記『ピアニカ事件!?』

こんにちは。神戸のゆかもんです。
転校ドタバタ日記の更新も週1となり、だんだんと登校のペースも見えてきました。

魔の月曜日!(笑)以外は、行ってしまえば最後まで過ごして帰ってこれるようになりました。

そして、先日は延期になった運動会が短縮で2学年で開催されました〜
2年と4年のプチ運動会だったのですが、かけっこと玉入れ+ダンスの2種目だけでしたが、やっぱり運動会好きの私は運動会に行くだけでパワーもらいました♡ もちろん息子のかけっこやダンスは見て大いに盛り上がりましたが、リレー好きな私は4年生のリレー競技が最高に盛り上がりました!!アンカーの生徒はとっても足が早くて、足も良く上がって、スピード感が全然違って思いっきり応援して楽しんできました!!

運動会で隣の男の子と観覧しながらふざけている様子が、前の小学校の様子のようで、その姿になんともホッとしました。普段の様子が垣間見れて本当にいい機会でした。

運動会が終わると次は音楽会。
音楽会では2年生はパプリカをやるようです。うちの息子は大太鼓とピアニカを担当しているようでした。そして、音楽会まで後1週間というときに『ピアニカ事件』は起こったのでした。

その日の朝、朝めちゃくちゃ早起きで、なんだか様子がおかしいなあ・・・と思っていたら、何かを探してる様子。
(その時はわからなかったけど、どうやら楽譜を探していらしい。)

その後、見つからなかったようで『どうしよう・・・・(涙)』朝から久しぶりの泣きべそ。

話をよくよく聞いてみると・・・
ピアニカをお家で練習するという宿題が出ていたけど、家ではやっていなかった。
そして、あと1週間になってできていない子があと3人だけになってしまった。
焦りが出てきて、練習する気になったようだけど、肝心の楽譜をなくしてしまったようです。

『お家で練習しないといけなかったのに、練習してないからピアニカでできないところがある』
『お家で練習しないとできるようにならないけど、楽譜がないからできない』

という状況で、解決策は

『楽譜をまたもらってきて家で練習すること!』

だけど、お家で今まで練習しないといけないのに、練習していなかったことを言わないといけない。そして、お家用の楽譜をなくしてまったことに今頃気づき、以前先生から『楽譜はみんなお家にありますね〜?』と言われたこともあったらしいので、

『今更言えない・・・・』ということのようで、泣きべその朝。

一緒に登校していったものの、だんだんと足取りは重く、またいつもの校門までもう少しの場所でSTOP。
息子『行きたくない・・・』『行けない・・・』『先生に怒られる・・・』
母『先生に正直にいったらいいやん』『正直に言って怒られたら仕方ないやん』『もらって練習したらいいやん』などなど。
そこで30分説得を続ける・・・

A案『正直に無くしたことを話して、またプリントをもらって家で練習する。』
B案『学校に行かずに、無くしたことも言わずに、できないまま乗り切る』
という選択肢どっちにする?と聞いたら、A案がいいと思っている様子。

そうこうしている間に校門が閉まる時間に。

息子の様子を心配して、以前神対応してくださった先生がきてくださった。
私からどうしてここで止まってしまっているかをお話ししたところ、『そんなん先生に無くしちゃいましたって言ったらいいやん』『今日も頑張ってきたんやからいこ〜』と声をかけてくださいました。 が、息子は頑なに拒否。

私も『ここで休んでもなんの解決にもならないから、今日行かないのはお母さんは賛成できません』ということは伝えて、息子もいかないといけない事は分かっているけど・・・というかんじ。でも、動かない。 引っ張ってなんとか校門まで。

最初は『無くした事は自分で先生にいうべき!』と思っていた私ですが、この辺りから、この状況的に『自分で言うべき』と言う事を求めるのは難しそうと言うことも薄々感じていた。

泣き喚いて、『行きたくな〜〜〜い(涙)』すごい抵抗力。
(後から考えるとこの抵抗力がすごいなあ・・・・ここまでパワーあるなら先生にも言えるパワーあると思うんやけど。)

先生も説得しようとしてくださるけど、『『行きたくないの!!(涙)』

そのすごい抵抗する息子を無理に引っ張って連れて行こうとする私が自分自身にも違和感。

『行きたくない!』『6時間もあるし〜〜』

そこでようやく、行きたくない理由に今日は6時間授業だからという理由もあることに気づき、

『じゃ、何時間目までなら頑張れるん?』
『4時間なら・・・・』
『じゃ、4時間目終わって、ご飯食べて掃除終わったら迎えにくるから』

そしてや〜っと登校するスイッチに切り替わり、自分で言うべきと言うハードルは一旦は下げて、担任の先生には私からお伝えして、無事に登校したのでした。 家に帰ったのは家を出てから1時間40分後。自分でも『お疲れ様〜』と声をかけたくなりました。笑

子供とのやり取りの中でよく出てくるのが、自分の小学校の経験から来る『昭和的考え方』。
今回のこのケースだと、自分で無くして、自分で宿題の練習をやらないことを選んだんだから、その選択をしたのは自分なんだから”自分で言うべき”。ってね。 それが子供のためにもなる!って思ってる。 真っ先に自分の中にはこの考え方が出てきちゃうよね〜

でもちょっと違和感を感じるところもあって、正解なんてないし、ここでどうしたところで何かが大きく変わることもないんだろうけど、自分の答えに自信もなくて、でも、なんとな〜く目の前の息子の様子を見てると、自分で言わせることに固執することが子供の助けになるのかな?って上の考え方に違和感も感じたりして、今の状況的に自分で言える感じにはとても見えない・・・・・なら、私が先生に説明しちゃってもいいのかもしれないって感じる自分もいて。

結局、今回は目の前の状況を見て、私が伝えることにして、4時間目までと言うことで、なんとか登校。

自分で言えたらそれはそれでいい経験にもなったと思うけど、今回のことで”すごく嫌な気持ちを味わう”って言う意味でいい経験をしたと思う。こうやって、色々経験しながら成長して行くんだろうな〜なんて思った今日。 そう思えば1時間40分も報われた?!笑

今日も息子は元気です。

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